郷土について調べ物

とあるウェブサイトの制作のために郷土史の調べ物をしています。

IMG_0194

郷土史を読み解いていくと、ふとタイムスリップしたかのように、当時の様子が臨場感をもって現れる錯覚におちます。郷土史研究家として熱心に活動する人の気持ちがよく分かる気がしました。自分の子どものころ、このような面白さに触れることができていたら歴史の授業も楽しかったかもしれません。歴史は一番の苦手科目でした。

学校教育の歴史の授業は過去から現在に向けて時系列で史実を紹介していきます。また世界史から日本史の流れになっています。まったく逆の順番になりますが、現在から過去に少しずつ遡っていったり、自分の住んでいる地域の歴史から掘り下げていく授業ができると面白いんじゃないかなぁと思います。

話しは逸れましたが、郷土史は私が思っていた以上に面白いものでした。これから自分の身近なところから歴史を掘り下げていきたいと思います。ちなみに私が調べ物として読んだのは、松田久彦さん「八女を歩く」という本です。八女の図書館で置いてます。以前は伝統工芸館で販売してあったようですが、現在はデッドストック。

松田久彦さんは八女の手仕事に関することにとても詳しくて、その着眼点、語りがユニークで非常に面白いです。