八女和紅茶作り体験その3。

午後は紅茶を使った和菓子作り体験でした。

作ったのは「浮島」(スポンジっぽい蒸し菓子)と「紅茶大福」。

DSC_0049.JPG

緑のエプロンをされている講師陣は福岡でお菓子作り教室をされている方々でした。
(すみません名前忘れました…)

細かい作り方は省略しますが、準備がしっかりとされていて基本的に混ぜたりこねたり丸めたり、とはいえ集中を要する作業やちょっとした雑学・知恵も教えてもらったりで大満足。

DSC_0038.JPG

混ぜるにも案配や順番によって差が出ます。

DSC_0041.JPG

主役の紅茶餡。ほんのり香る。

DSC_0097.JPGDSC_0100.JPGDSC_0117.JPG
DSC_0058.JPG
DSC_0070.JPGDSC_0076.JPGDSC_0135.JPG
DSC_0154.JPGDSC_0078.JPGDSC_0164.JPGDSC_0118.JPGDSC_0180.JPGDSC_0246.JPG

焼き印押して浮島の出来上がり。

DSC_0168.JPGDSC_0212.JPGDSC_0217.JPGDSC_0205.JPGDSC_0248.JPGDSC_0254.JPGDSC_0261.JPG

といった具合にして紅茶大福も完成。

DSC_0273.JPG

紅茶と一緒においしくいただきました。
最後には出来上がった自作の紅茶と、生産者の作った紅茶のサンプルをいただいて大満足。
これでお弁当込みで1,500円とは…企画運営能力も含め、恐るべし八女産地紅茶研究会な紅茶作り体験でした。

次回の紅茶作り体験はおそらく来年の同時期に行われる予定とのこと。
早めに予約しないと悔しい思いをすることになりそうです。

今回の紅茶作り体験は若い女性の方が多く、お茶が好きで資格を取ろうと勉強熱心な方もいたのが印象的でした。当日はNHKの取材も来ていたのですが、「紅茶が緑茶からできるって知ってました?」との質問に皆さん「知ってました」と答えていたのが面白かったです。

八女和紅茶作り体験その2。

昼食はこぐま研修所にて。
といっても熊がいるわけじゃありません。

DSC_9824.JPG

おおくまさんが代表だからこぐま研修所。
ただ、駄洒落が滑ったのか「みんなの館」 という施設名称が一般的です。

DSC_9836.JPG

さらにさらに、みんなの館は福祉会「こぐま学園」の尾久保(←地名)研修所という位置づけ。
これ以上気になる方はこぐま福祉会のホームページをご覧下さい。

DSC_9841.JPG

熊はいませんがポニーはいます。

DSC_9848.JPG

白やぎもいます。

DSC_9840.JPG

でも熊はいません。

DSC_9857.JPG

そして昼食はラム…ではなく、薬膳弁当。

DSC_9855.JPG

シェフ曰く、薬膳といっても苦いお薬のようなものではなく季節の体にいいものを食べたり、食材や調味料のちょっとした効能を生活に取り入れることだと言っていたような気がします。

DSC_9864.JPG

昼食後は星野村でお茶を作られている山口さんによるお茶の淹れ方講座。
日本茶インストラクターもされています。

DSC_9863.JPG

お茶の種類によって湯呑みのサイズ、お湯の温度等を変えましょう。例えば玉露は小さい湯呑みに低温で、少量を口に含んで味や香りを楽しむのがいいそうです。今回は上級煎茶ということで、お湯の温度は約70℃(3秒間掌に乗せられる温度)。温度の調整は湯呑みを湯冷まし代わりに使うのが量も調整できて一石二鳥です。

DSC_9865.JPG

お湯を急須に入れたら1分程度待ち、湯呑みに少量ずついれます。
こうすることでお茶の濃度が一定に保たれ、量も均一に調整できるんですね。

DSC_9868.JPGDSC_9866.JPG

急須を横一列に並べた場合、ジグザグにいれていきましょう。

DSC_9870.JPG

最後の一滴までしっかりと。

さぁ実際にやってみましょう。

DSC_9872.JPG

湯呑みにお湯を入れ、

DSC_9875.JPG

冷ます間に茶葉を急須に。

DSC_9879.JPG

3秒間掌に乗せられる温度になったら、

DSC_9890.JPG

急須に集め、

DSC_9892.JPG

1分程待ちます。

DSC_9880.JPG

男の子も親と参加してました。
美味しいお茶をいれられるお茶男子。かっこよすぎるぜ。。

DSC_9895.JPG

そして湯呑みに順番に注いでいきます。

DSC_9897.JPGDSC_9912.JPG
DSC_9910.JPG
DSC_9911.JPGDSC_9913.JPG

最後の一滴まで。

DSC_9926.JPG

おいしい緑茶のできあがり。

DSC_9920.JPG

水分を急須に残さないのは、二煎目もおいしくいただくため。
急須内で蒸らさないようにするため、少し蓋を開けておくといいそうです。

DSC_9924.JPG

二煎目は短めじゃないと濃くて渋めのお茶が出ます。
これはこれで好きな方もいるんですけどね。

昼食とお茶の淹れ方教室をしている間、主催の八女産地紅茶研究会の皆さんが茶葉の乾燥をしていてくれました。この研究会は複数の生産者や問屋さんたちのグループで、明治に欧米露向けの輸出用紅茶の生産を行っていた歴史や文化等の情報発信、そして紅茶生産の復興を推進しています。10種類の八女紅茶を集めたセレクトパックの販売もされているので、気になる方はぜひ。

そしてこの後は紅茶を使った和菓子作り体験。
この時点でかなり盛りだくさんでお腹一杯かもしれませんが、その3も良ければご覧下さい。

八女和紅茶作り体験その1。

地元上陽町にあるお茶の研修工場にて、紅茶作り体験をしてきました。

DSC_9812.JPG

当日のプログラムはお茶揉み/工場見学/昼食/お茶の淹れ方教室/乾燥/和紅茶菓子作り×2/ティータイムと盛りだくさん。ブログでは時間を前後させつつ、一連の工程をご紹介していきます。

DSC_0014.JPG

まずは緑茶葉に傷を付けて酸化させていく工程。
写真はビフォーアフター。 発行の具合で緑茶から紅茶ができます。

DSC_9740.JPG

当日用意された茶葉の品種はやまぶき(…確か…)
摘みたての状態から70%程度にまで水分を抜くよう仕込んでもらいました。

DSC_9747.JPG

洗濯板でゴリゴリと傷をつけていきます。
傷をつける事で酸化が進み、緑→紅っぽく変色していきます。

DSC_9760.JPG

まだまだ。

DSC_9770.JPG

細かくなっていき、強くこすることで汁気も出てきます。

DSC_9771.JPG

始めに比べとても細かくなるので、途中で量増ししつつ30分以上やってました。
こういう単純作業って無心になれて好きです。

DSC_9779.JPG

こんな感じに(もっと強く揉んで細かくしてよかったかも…)

DSC_9784.JPG

水に濡らして絞ったタオルで包み、さらにラップでくるみます。

DSC_9976.JPG

1〜2時間寝かせてから乾燥工程に入ります。

DSC_9981.JPG

既に色の変化が。

DSC_9960.JPG

適当にお茶をひろげて

DSC_9986.JPG

乾燥機へ。

DSC_9998.JPG

機械とはいえ木箱。適材適所ですね。
白飛びしてるけどおおくまさんのお茶を乾燥させてます。

DSC_0035.JPG

しばらく乾燥させるとこんな感じになります。
蛍光灯の元で撮影したのでちょっと色味がおかしいけど…

時間はかかるけど工程としてはそんなに難しくないので、
これならDIYTeaできそうですね。

DSC_9806.JPG

ただこれを大量に作るなら話しは別。
合間に工場見学をすることに。

DSC_9797.JPG

揉捻機。
洗濯板でゴリゴリの代わりに。

DSC_9809.JPG

危険だうぇーい。

DSC_0016.JPG

お茶入りパック業務用?

時は前後しますが、昼食や紅茶入りの和菓子作りは続きにて。