八女和紅茶作り体験その2。

昼食はこぐま研修所にて。
といっても熊がいるわけじゃありません。

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おおくまさんが代表だからこぐま研修所。
ただ、駄洒落が滑ったのか「みんなの館」 という施設名称が一般的です。

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さらにさらに、みんなの館は福祉会「こぐま学園」の尾久保(←地名)研修所という位置づけ。
これ以上気になる方はこぐま福祉会のホームページをご覧下さい。

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熊はいませんがポニーはいます。

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白やぎもいます。

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でも熊はいません。

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そして昼食はラム…ではなく、薬膳弁当。

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シェフ曰く、薬膳といっても苦いお薬のようなものではなく季節の体にいいものを食べたり、食材や調味料のちょっとした効能を生活に取り入れることだと言っていたような気がします。

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昼食後は星野村でお茶を作られている山口さんによるお茶の淹れ方講座。
日本茶インストラクターもされています。

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お茶の種類によって湯呑みのサイズ、お湯の温度等を変えましょう。例えば玉露は小さい湯呑みに低温で、少量を口に含んで味や香りを楽しむのがいいそうです。今回は上級煎茶ということで、お湯の温度は約70℃(3秒間掌に乗せられる温度)。温度の調整は湯呑みを湯冷まし代わりに使うのが量も調整できて一石二鳥です。

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お湯を急須に入れたら1分程度待ち、湯呑みに少量ずついれます。
こうすることでお茶の濃度が一定に保たれ、量も均一に調整できるんですね。

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急須を横一列に並べた場合、ジグザグにいれていきましょう。

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最後の一滴までしっかりと。

さぁ実際にやってみましょう。

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湯呑みにお湯を入れ、

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冷ます間に茶葉を急須に。

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3秒間掌に乗せられる温度になったら、

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急須に集め、

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1分程待ちます。

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男の子も親と参加してました。
美味しいお茶をいれられるお茶男子。かっこよすぎるぜ。。

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そして湯呑みに順番に注いでいきます。

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最後の一滴まで。

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おいしい緑茶のできあがり。

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水分を急須に残さないのは、二煎目もおいしくいただくため。
急須内で蒸らさないようにするため、少し蓋を開けておくといいそうです。

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二煎目は短めじゃないと濃くて渋めのお茶が出ます。
これはこれで好きな方もいるんですけどね。

昼食とお茶の淹れ方教室をしている間、主催の八女産地紅茶研究会の皆さんが茶葉の乾燥をしていてくれました。この研究会は複数の生産者や問屋さんたちのグループで、明治に欧米露向けの輸出用紅茶の生産を行っていた歴史や文化等の情報発信、そして紅茶生産の復興を推進しています。10種類の八女紅茶を集めたセレクトパックの販売もされているので、気になる方はぜひ。

そしてこの後は紅茶を使った和菓子作り体験。
この時点でかなり盛りだくさんでお腹一杯かもしれませんが、その3も良ければご覧下さい。

八女和紅茶作り体験その1。

地元上陽町にあるお茶の研修工場にて、紅茶作り体験をしてきました。

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当日のプログラムはお茶揉み/工場見学/昼食/お茶の淹れ方教室/乾燥/和紅茶菓子作り×2/ティータイムと盛りだくさん。ブログでは時間を前後させつつ、一連の工程をご紹介していきます。

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まずは緑茶葉に傷を付けて酸化させていく工程。
写真はビフォーアフター。 発行の具合で緑茶から紅茶ができます。

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当日用意された茶葉の品種はやまぶき(…確か…)
摘みたての状態から70%程度にまで水分を抜くよう仕込んでもらいました。

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洗濯板でゴリゴリと傷をつけていきます。
傷をつける事で酸化が進み、緑→紅っぽく変色していきます。

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まだまだ。

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細かくなっていき、強くこすることで汁気も出てきます。

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始めに比べとても細かくなるので、途中で量増ししつつ30分以上やってました。
こういう単純作業って無心になれて好きです。

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こんな感じに(もっと強く揉んで細かくしてよかったかも…)

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水に濡らして絞ったタオルで包み、さらにラップでくるみます。

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1〜2時間寝かせてから乾燥工程に入ります。

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既に色の変化が。

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適当にお茶をひろげて

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乾燥機へ。

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機械とはいえ木箱。適材適所ですね。
白飛びしてるけどおおくまさんのお茶を乾燥させてます。

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しばらく乾燥させるとこんな感じになります。
蛍光灯の元で撮影したのでちょっと色味がおかしいけど…

時間はかかるけど工程としてはそんなに難しくないので、
これならDIYTeaできそうですね。

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ただこれを大量に作るなら話しは別。
合間に工場見学をすることに。

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揉捻機。
洗濯板でゴリゴリの代わりに。

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危険だうぇーい。

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お茶入りパック業務用?

時は前後しますが、昼食や紅茶入りの和菓子作りは続きにて。