皮白竹の竹林整備フィールドワーク

先日は八女市星野村へ竹林整備へ行ってきました。
竹林整備フィールドワークの詳細は八女の手仕事ブログにて。

DSC_1998

当日はテレビや新聞の取材班も参加するほどメディアの注目も集めていました。
写真右手は竹に詳しい野中さん。
皮白竹は字のごとく竹皮が白く斑点が少ないのが特徴の真竹の変種で、星野村にしかないと言われています。
今回皮白竹に関する一連の調査やイベントが行われるまでは、地元のごく一部の人しかその存在を知りませんでした。

DSC_2001

野中さんの両手を見比べると色の違いがよく分かると思います。
右の赤い服を着た女性は竹皮編み作家の前島美江さん。
八女伝統工芸館での竹皮作品作りワークショップの講師役でもあります。

DSC_2014

お二人の講師から説明があった後、いざ竹林整備のフィールドワークへ。
皮がついてないこともあり、パッと見は皮白竹と一般的な真竹の違いはよく分かりません。
ノコをもって急斜面をのぼることに。
前日の雨で少しぬかるんでいました。

DSC_2017

手馴れた手つきで朽ちた竹を切ったり、ツタをとったり、それをポイントポイントでまとめていきました。
慣れた方が多かったためか、写真撮ってる間にどんどん作業が進んでいきました。
当日はほとんど力になれませんでしたが、ブログに書くことでご容赦下さい。
記録に撮って発信することならできますので。

DSC_2032

こちらは竹細工工房てんごやの染谷さん。
竹細工だけでは収入が厳しく、普段は木材の運送関係のアルバイトをされています。
染谷さんのお話しは竹に限らずとても幅広くて深くて、毎回ヒトと自然の距離感や関係性について考えさせられます。
そして後継者を残したいという思いも強く持ってあります。
先日話したときは想いを共有できる若者と出会ったんだと、とても嬉しそうに話されていました。
その後どうなったんだろう・・・また話しましょう。

DSC_2040

他にも地元星野で皮白竹の存在を知らなかった方なども参加されていました。
正確に数えてはいませんが、全部で20人くらいはいたかと思います。

DSC_2045

作業時間は1時間20分ほどでしたが、ある程度整備されてきました。
しかし急斜面での作業、バランスとったり力仕事だったりで全身の筋肉を使うため、なかなか大変です。

DSC_2041

時間帯の都合もあると思いますが、竹林に日が射して明るくなった気がしました。
笹のこすれる音が吹き抜け、なんだか癒されました。
作業がひと段落したところで今回のフィールドワーク終了。

DSC_2070

終わった後は昼食で後藤富美子さんたちの作るだご汁等をいただきました。
午後からは伝統工芸館に移動し、竹皮編み教室が工芸館2階展示スペースにて開催。
これまではあまり人の出入りする空間ではなかったのに、多くの人で活気のある空間に生まれ変わっていたのをみて、今回の動きがとても多くの方に伝わったor伝わっていくのではないかと思います。

DSC_2097

会場は椅子の上で立ち見が出るほどの人気でした。
関係者の方々、本当にお疲れさまです。

体験はもう終わりましたが、展示は八女伝統工芸館2階で2011年2月25日まであっています。
お時間ある方は足を運んでみてください。

木をみて森を思うように、竹皮をみて竹林だけでなくそれに関わる人や地域のことがイメージできるかもしれません。

茶のくに 八女・奥八女

八女市の茶のくに研究所が運営する新しいサイトのご紹介。
茶のくに研究所 茶のくに 八女・奥八女

DSCN8180

写真は西鉄天神の改札前に張り出されていたポスターです。
八女を代表する人たちの似顔絵が書かれています。

八女といえば八女茶をイメージする人が多いかもしれませんが、
茶畑に限らず山道を散歩したり川で泳いだり自然が豊かで、
そこここで育まれるおいしい農産品もあります。
伝統工芸や町家での暮らしも息づいており、
日本の原風景が色濃く残る土地です。

最近ではFM FUKUOKAで放送されていることもありメディアの反応もいいようです。

参考までに以下リンクです。
気になる方はチェックされてみてください。

他にもWebでチェックできる情報は色々あるのですが、
まずは上記からリンクをたどっていくと色んな出会いがあるかもしれません。

簡単ですが八女の観光っぽい(?)情報をお伝えしました。

オレ、ナス。

今年、八女市役所近くに交流施設ができます。

DSCN4240

市民にとってどういう施設になりうるのか、どういう役割を担えるのか、、話し合いが進められています。
話し合いの結果は提言書として市に提出する予定です。

C360_2011-02-15 22-28-29

そしてその過程でようやく参加者がひとつのイメージを共有できる言葉が紡がれることに。
それぞれの想いを込めた言葉が一つの文章に溶け込んでいく感覚を覚えたのは僕だけかな?
その後みんな少しほっとしたのか、まちの「未来話」で爆笑したりもしました。
なんだかいい時間だったなぁ。

DSCN6970

交流施設は聞くところによると6月オープンとの噂。
ただとても大きい建物で工事も遅れているようなので、定かではありませんが。

DSCN6319

提言書の提出は今年度末の予定ですが、肝心なのはそれから。
オープンして広く市民がどう利用し、施設がどう料理されていくのか・・・
乞うご期待です。

空き家の解体現場に遭遇

DSC_1690

久留米を歩いていたら古そうな建物が取り壊されていました。
最近は空き家の活用について考える機会が多いので、少しのあいだ足を止めて見ることに。

ショベルカーの金属音、乾いた木材の割れる音、舞い立つ砂埃、パラパラと落ちる木片や土。
何気なく見ていたけど、情景として頭にインプットされてしまいました。

あぁ、せっかくだから動画を撮っておけばよかったといまさら後悔。
なんだかあっけなかったなぁ、、でもある意味見れてよかった。

これから進めていく事業のふとした機会に、この光景を思い出してみよう。
未来をイメージしたり、感情を解放させてみよう。

複雑な気持ちの中で、そんなことを思いました。

まちの女子会とおもてなしの神

夜、八女福島白壁ギャラリー企画室のメンバーで集まりました。

場所は八女茶の老舗許斐園。
言ってみるとそこは女の園。
普段ない男女比にたじろいだせいで(?)女子の写真はありません。

DSCN8165

生チョコをいただきながら昨年の白壁ギャラリーをまずは思い出すことに。
思い出すうちに最近のまちのことやイベントの案内をするように。
観光案内所(まちあんない)のこと、イベントカレンダーやブログのことも。
船小屋新幹線や仏壇スピーカーのことも。

とりあえず仏壇スピーカーの案内用紙は一見の価値ありです。
許斐園か城後仏壇に行くときっと教えてくれますよ。

DSCN8166

まちの女子会を支えてくれたのが、現企画室長の許斐さん。
お菓子にお茶は欠かせません。
ほうじ茶の香ばしいにおいに鼻がヒクヒクしました。
そして終始温かいお茶を出し続けてくれました。
いつもありがとうございます。
まさにおもてなしの神。

DSCN7173

写真は昨年の白壁ギャラリーのときに、まちのことを話している許斐さん。
真顔でおもしろいことを言うので、一部の女子に大人気です。
おもてなしの神は許斐園の営業中に立ち寄るとお茶を入れてくれますので、
ぜひ足を運んでみてください。

ちなみに私も許斐さんのいちファンです。
職業柄Facebookのファンページを作ろうかと一瞬思って思いとどまりました。
が、このブログでは引き続き紹介していければと思ったりします。

というわけで今後ともよろしくお願いします。